テレワーク中のお困りごとのひとつに、「いつ休憩したらいいの?」問題があります。
オフィスであればお昼休みになると何となく人が動き出して休憩する、午後過ぎになんとなく休憩する周りの流れもあって、仕事の緩急のリズムが取りやすいかもしれません。
これが一人になると周りの流れで休憩をすることは難しくなります。
しかし休憩をはさまないと終業後にとても疲れてしまいます。
テレワークだから「効率よく休憩する」ことで仕事の効率もあげることができますよ。
目次
「効率よく休憩する」とは
効率よく休憩するとは、快適に仕事をできる時間を長くすることです。
疲れてくると頭が重くなったり、眠くなることもありますね。運動もしていないのに眠くなるなんてどうして?、と思ったことはありませんか。
それは「脳が疲れているから」です。「脳の疲れを緩やかにする」ことが、「効率よく休憩すること」になります。
効率よく休憩する方法
それでは「脳の疲れを緩やかにする」休憩方法を見ていきます。
よく1時間に1回は休憩しましょう、と言われますが学生の講義時間でもないし、時間通りに休憩を取るのは難しいと思います。
「1時間に1回を目安にして」、次のようにすると休憩をはさんで作業しやすくなります。
休憩すると仕事が終わらないような気がしてしまいますが、ほとんどの場合は休憩をはさむことで効率よく仕事ができるようになります。
作業の区切りで休憩する
連続でずっと仕事をすると疲れてしまいますので、作業の区切りで休憩する癖をつけましょう。
たとえば「メールやSlackの返事をすべて返したら」休憩しましょう。たくさんあれば、全部目を通してお返事すると1時間くらいは経っているはずです。
返してすぐに返事が来るとまたすぐ返さないといけない…そう思ってしまうのもわかります。しかし、急ぎではない場合は一旦後回しにしてしまいましょう。
ちょっと席を外したところですぐさま何かにつながるようなトラブルはありません。
そうして作業を中断することで、頭をリフレッシュすることができます。
連続した仕事の時間と一つの作業の区切りをあわせることで、半日以上休憩なしで仕事をしてしまっていつも以上に疲れてしまうといったことを減らせるはずです。
身体を動かしたくなってきたら休憩する
ある程度動かないでじっとしていると、呼吸が浅くなってきたな、体が硬くなってきたような気がする、などと変化に気づくことはありませんか。
体が出す「動きたいよ」のサインに気付いたら、少し休憩を入れましょう。
このサインに早く気付けるようになれば、休むと良いタイミングがよくわかるようになります。
食事とおやつの時間で休憩する
仕事時間中のルーティンとして、お昼は12~13時までに開始する、おやつは15~16時の間で取る、夕飯の19時には終業する、など、生活時間を決めておきます。
そうすると「12時になったからお昼休憩にしよう」「15時になったから一旦おやつを取ってきてお茶を淹れよう」など、行動のきっかけになります。
どちらも自分の好きなものを用意しておくと、休憩を取る楽しみができてより動きやすくなります。
休憩の内容
脳を酷使したなと感じたときは、横になってアイマスクと耳栓をして5分休憩が一番効果があります。
外の刺激をなるべくシャットダウンすることで、一時回復を促すことができますよ。
その他の休憩方法はこちらに書いています。→オフィスの休憩とテレワークの休憩は違う!在宅ならではの休憩方法
あまりに休憩が多くなってしまうとき
もし、1時間に1回どころか、20分に1回など休憩の回数が多くて仕事に支障が出ている場合は、脳がずっと疲れたままになっているのかもしれません。
毎日、あなたにあった睡眠時間は取れていますか?もし夜更かししすぎていたり、朝活したいために睡眠時間が少なくなっていたとしたら、生活スタイルを見直してみましょう。
効率よく休憩して作業効率を上げよう!
会社では周りの動きで何となく取れる休憩の流れも、テレワークになると区切りが付けられなくなることもあるかと思います。
そのようなときは、
- 作業の区切りで
- 身体を動かしたくなってきたら
- 食事とおやつの時間で
休憩するようにしてみてください。