コーヒーはお好きですか?私は大好きです。
テレワークのお供に、一息つきたいときのお供に、おやつのお供に。おいしいコーヒーは欠かせません。
自分に合う味わいのコーヒーをそろえてはいるけれど、他にもどんなものがあるのかちょっと冒険してみたい。そんな風に思うことはありませんか?
コーヒーのサブスクを使えば、家の近くにはなかったり、自分では選ばないようなコーヒーに出会えるかもしれませんよ。
ここではPostCoffeeの使い方、初回体験レビュー、メリットとデメリットを紹介します。
毎月ポストに届くコーヒーの福袋、あなたも始めてみませんか?
目次
- PostCoffeeとは
- 初回注文までの流れ
- 無料でコーヒー診断-好みをチェック-
- 情報を入力する
- カスタマイズ設定
- 冒険度の設定
- 支払い情報、住所の入力
- ポストにPostCoffeeが届いた
- 実食(飲)レビュー
- グアテマラ ラボルサ
- ポストコービーブレンド ver.3
- デカフェ エチオピア アシカナ
- インド バドネカーン(Try One!)
- 感想をフィードバック-より好みのコーヒーに出会うために-
- 好みの味を変更する
- PostCoffeeの便利な使い方
- 送られるコーヒー好みの範囲を設定できる
- ストアで指定のコーヒーの購入できる
- コーヒーがお届け日を変更できる
- PostCoffeeのメリット
- 近所に置いていないコーヒーが入ってる
- 気に入ったものは購入できる
- プロが自分のために選んでくれる
- 一昔前の福袋が毎月届くイメージ
- PostCoffeeのデメリット
- 自分でコーヒーを選べない
- 少しお高めなので使い分けが必要(外で飲むよりは安いが…)
- サイトが少しわかりにくい&重い
- まとめ
PostCoffeeとは
PostCoffeeは、世界中から選び抜かれたコーヒーを気軽に味わうことができる、日本最大級のコーヒー豆の通販サービスです。
名前の通り、注文したものはポストに届きます。最短で翌日には届く、驚きの早さです。
お気に入りのコーヒーの単品注文ができるネットショッピングと、毎月あなたの好みに合いそうなコーヒーが届くサブスクリプションサービスの2種類があります。
ここではサブスクリプションサービスについて紹介します。
継続レビューはこちら!
→コーヒーのサブスクでおいしいおうちカフェを楽しもう【継続2か月目】
→コーヒーのサブスクでおいしいおうちカフェを楽しもう【継続3か月目】
初回注文までの流れ
初回注文は
- 無料でコーヒー診断
- 住所、支払い情報などの必要な情報を入力
- 完了
といった流れになります。
まずはサブスクリプションサービスのトップページ「コーヒーの定期便」にアクセス します。
無料でコーヒー診断-好みをチェック-
主に生活習慣について聞かれます。
「モーニングのトーストに乗せるとしたらジャム?ピーナッツバター?」といった具合です。好みを答えていきます。
最後まで答えると、こんな結果が出てきました。
意外でした、エスプレッソなどの結構濃いのが好きだと思っていたのですが、このアンケートによると中間くらいのようです。
情報を入力する
コーヒー診断の結果をスクロールすると「PostCoffeeを始める」リンクがあるので、これをクリックするとすばやくカスタマイズの設定に移動できます。
カスタマイズ設定
送られるコーヒーの好みを選択できます。
豆の状態は「ハンドドリップ用」「豆のまま」「ドリップパック」「フレンチプレス用」「エアロプレス用」「コーヒーメーカ用」と分かれています。
ドリップパックだけ追加料金がかかります。
自分の淹れ方によって選択しましょう。私は「ハンドドリップ用」を選択しました。
杯数はデフォルトでは9杯(135g)ですが、もっとたくさん味わいたい方向けに15杯(225g)もあります。
杯数を増やすと追加料金がかかります。
お届け回数は月1回と2回を選べます。頻繁に飲みたい方は月2回を選択すると良さそうです。
初回のお試しは月1回で良いと思います。
最後はデカフェの選択です。
「デカフェもOK!」の方は「デカフェあり」に変えておきましょう。
冒険度の設定
初期設定はコーヒー診断の結果を元にデフォルト設定されています。
安定と冒険のバーの中の黒丸を移動することで送られるコーヒーの範囲を調整できます。
初回は診断通りのままで、特に触らなくてもいいと思います。
すべて入力したら「購入確認画面」に移動します。
支払い情報、住所の入力
最後に、支払い情報と住所の入力をします。
利用規約、プライバシーポリシーに同意してPostCoffeeを始めましょう!
ポストにPostCoffeeが届いた
注文してから3日で自宅に到着しました。ポストに入っています。
あけてすぐにコーヒーのいい香りが漂いました。
自分のために選ばれたコーヒーが3種類、お試し用のものが1点、ドリッパー、おいしいコーヒーの淹れ方の手順、初回用冊子が同梱されていました。
焙煎しているお店のリストに静岡県静岡市のショップもあって、ちょっとテンションがあがりました…!(著者は静岡県静岡市の住人です)
実食(飲)レビュー
手順通りに、家にあるものを使って淹れていきます。
15gに対して230ml。マグカップでできます。
わくわくが止まらない…!
グアテマラ ラボルサ
PostCoffeeの商品詳細によると、「果実味があり、甘さを感じられる」とのことです。
こちらのコーヒーは驚きと新鮮さを味わうことができました。自分ではまず選ばないタイプのコーヒーだったと思います。
PostCoffeeで送られてきたから出会えたコーヒーでした。
淹れているときもいわゆる「コーヒー」の香織は薄かったように思います。紅茶を淹れていると思うくらいでした。
飲んでみると、果実味があるという説明通り、フレーバーティーのような香りを感じました。
いつも飲んでいるものよりも濃さ、苦みを感じませんでした。
コーヒーではなく別のものを飲んでいるような気分にもなりました。
「食後の軽く一杯、にちょうどよさそう」なんて思っていたら、そのことも商品詳細に書いてありました。
軽い味わいのクッキーにも合いそうです。
ポストコービーブレンド ver.3
PostCoffeeの商品詳細説明によると、こちらも「果実味があり、甘く軽い味わい」とのことでした。
淹れている段階で、「果実味がある」というのが香りからわかるくらいでした。先の「グアテマラ ラボルサ」よりもコーヒーを淹れている香りがしていました。
飲んでみると、軽めのコーヒーの印象がありました。後味にしっかりとした苦みもありますが、果実味のおかげでしょうか、飲み口のさわやかさも味わえました。
甘いケーキに合いそうな味です。
私の好みの問題ですが、これ以上酸味が強いとおいしくいただけないかも、と思いました。
診断では酸味が好きと出ましたが、コーヒーに関してはそうではないようです。
デカフェ エチオピア アシカナ
PostCoffeeの商品詳細によると、「紅茶のようで、飲み口はすっきりしている」とのことでした。
こちらはデカフェ(注:ノンカフェインではない)なので、夕方少し遅くなってしまってもいただけるのがポイントですね。
パッケージを開封したときにいわゆる「コーヒー」の香りを一番感じました。
飲んでみると、うっすらとバターのような舌ざわり、なめらかさを感じました。味はやや苦みがあると思います。
こちらは後味が非常に軽く、すっきりしています。味の余韻を全く感じません。
他の2種類は後味で苦味や酸味を感じているのに大して、非常に対照的な味わいでした。
後味の軽さを除けば、喫茶店で何の指定もなく「コーヒー」と頼んだら出てくる味に近いと思います。
ちょっとコーヒーを飲みたいけれど、カフェインが気になる夕方に適している、と言えそうです。
インド バドネカーン(Try One!)
こちらは3種類のコーヒーとは別に、おまけで1杯分入っていました。
診断で「中煎りが好み」だったので、「深煎りのコーヒーも試してみてね!」といったところでしょうか。おもしろい試みですね。ありがたくいただきました。
他3種類と比べて、煎り方の違いがしっかり出ていることがわかりました。
PostCoffeeの商品詳細によると、「甘くないチョコレートやキャラメルを焦がしたような、ビターで大人の味わい」とのことです。
今回の中では一番濃厚で苦味が強く、どっしりとした味わいでした。
ナッツの風味が感じられました。後味に心地よい苦味も感じます。目が覚めそうなおいしさでした。焦がしキャラメルについてはわかりませんでした…焦がしキャラメルを食べたことがないかもしれません。
こちらは普段から飲み慣れている味に近く、私の好みに近いかもしれません。
感想をフィードバック-より好みのコーヒーに出会うために-
飲んだ感想を元に、PostCoffee宛に感想をフィードバックします。
これをやると次回もっと自分好みのコーヒーが届く…かもしれないですね。
せっかくなのでそれぞれフィードバックしました。
好みの味を変更する
今回はおいしくいただけましたが、今後も酸味が強いものが来てしまうとちょっと残念かもしれない…と思い、味の調整依頼をすることにしました。
マイページ>味の好みの調整依頼
を選択すると、味の好みの調整依頼ができるチャットが開きます。
ここで
- 酸味が強いのが苦手
- 苦味が強いのが苦手
- 酸味も苦味も強すぎるのが苦手
の3種類から、いずれかを選択します。
私は「酸味が強いのが苦手」と送信しました。ついでに「酸味はPostCoffeeブレンドがギリギリ」と伝えておきました。
送ってから数日後…
Darkになりました。
初期のものと比べると全然違いますね。
次回はこちらの好みで試してみようと思います。
継続レビューはこちら!
→コーヒーのサブスクでおいしいおうちカフェを楽しもう【継続2か月目】
→コーヒーのサブスクでおいしいおうちカフェを楽しもう【継続3か月目】
PostCoffeeの便利な使い方
PostCoffeeは自分好みのコーヒーをカスタマイズして送ってくれる、とても嬉しいサービスですが、そのほかにもこんなサービスがあります。
送られるコーヒー好みの範囲を設定できる
自分の好みをベースに、送られるコーヒーの幅を変更できます。
なんでもいいからおいしいのを送って!ーそんなときは「冒険」度をマックスにするといいのかもしれません。
ストアで指定のコーヒーの購入できる
サブスク注文をすると毎月300円オフのクーポンがもらえます。
好みのコーヒーをちょっとお得に購入できますね。
コーヒーがお届け日を変更できる
次回お届け予定日から1ヶ月スキップ、3ヶ月スキップができます。
少しだけ早めることもできます。
ただ、お届け日を任意で設定することはできません。
PostCoffeeのメリット
実際に使ってみてわかったPostCoffeeのメリットです。
近所に置いていないコーヒーが入ってる
購入したいと思っても、近所ではそう簡単には買えないようなコーヒーが入っています。
それもそのはず、送られてくるものは全国で焙煎されたコーヒーです。
これらの焙煎されたものを近所で買おうと思っても、そう見つけられるものではないでしょう。焙煎している店舗までいけば、直接購入できる可能性はあります(が、PostCoffee専用で店舗販売はしていないかもしれませんね)。
たとえばTry One!で入っていたインド バドネカーンは沖縄県沖縄市の「豆ポレポレ」で焙煎されたものです。著者は静岡県にいるので、現地で購入したかったら沖縄県まで飛行機で行かなければなりません。
デカフェ エチオピア アシカナにいたってはアメリカ。海外旅行になってしまいますね。
PostCoffeeであれば、自分で店舗までいかなくても自宅に届けられるのでとても便利です。
気に入ったものは購入できる
店舗まで行こうとしたら長旅になってしまいますが、気に入ったものはPostCoffeeのECサイトで購入できます。
ただ、売り切れになってしまうこともあるので注意が必要です。ご注文はお早めに(実際、2023/4/23に届いたインド バドネカーン、これを書いている2023/5/13にページにアクセスしてみたら「販売終了」になっていました!)。
プロが自分のために選んでくれる
PostCoffeeなら、コーヒー診断の結果からその人に合うコーヒーを、プロが選んだものを送ってもらえます。
コーヒーにも色々ありますし、自分の好みのものを購入するのはなかなか難しいものです。
バリスタなど、コーヒーに関りがある職の方はともかく、ただのコーヒー好きには店頭でみただけで何が良い、悪いなどはよくわかりません。自分の好みに合いそうかどうかもわかりません。どんな味わいか聞いてもピンとこないと思います。
たとえばグアテマラ ラボルサの焙煎度(中煎り寄りの浅煎り)とその説明文(果実味があるなど)を読んだだけでは味わいがピンとこないのではないでしょうか。プロでもなければわからないと思います。
ただのコーヒー好きはPostCoffee側で選んでもらったものを試す感覚で良いと思います。
コーヒー好きのみんながコーヒーのプロになるわけではありませんし、軽い気持ちでいれば良いと思います。
一昔前の福袋が毎月届くイメージ
PostCoffeeは、毎月何が入っているかわからない福袋がポストに届くイメージだと思いました。
ポストにいい香りのする箱が届きます。開けるまでどんなコーヒーが入っているのかわかりません。
「開けるまで何が入っているかわからない」―一昔前の福袋に似ていると思いませんか?
今は福袋の中身が全部わかるお買い得商品の詰め合わせとなっていることが非常に多いですが、以前の福袋は「店舗で扱う商品がたくさん入っているのは間違いないけれど、何が入っているかわからない」が当たり前でした。
洋服であればせいぜいサイズと「スカート1点、ブラウス2点、カットソー1点が入っている」とわかる程度でした。どんなスカートか、どんなブラウスかは全く分かりませんが、新しい出会いを楽しめました(もちろん個人的には大外れになることもありましたが)。
PostCoffeeのサブスクリプションはPostCoffeeが扱うコーヒーを3種類(+1種類)を送ってくれます。以前の福袋と似ています。
福袋と似ているとはいっても一昔前の福袋と異なり、自分の好みのコーヒーをあらかじめ伝えてから送られてくるものなので大外れはそうそう起こらないと思います。
PostCoffeeのデメリット
実際に使ってみてわかったPostCoffeeのデメリットです。
自分でコーヒーを選べない
自分で「このコーヒーを送ってほしい」と指定することはできません。リクエストはできますが、リクエストが通らないこともあるようです。
PostCoffeeのサブスクは「毎月届くコーヒーの福袋」のようなものなので、自分でコーヒーを選ぶことはできません。
サブスクリプションプランに入っていると毎月ストアで使える300円オフクーポンが付いてきますよ!
少しお高めなので使い分けが必要(外で飲むよりは安いが…)
PostCoffeeのスペシャルなコーヒーは少しだけお高めです。お高めといっても外で飲むよりはずっと安くなっています。
ほぼ毎日コーヒーを飲む場合、すべてPostCoffeeで賄うとかなり高くついてしまいます。
私はUCCのコーヒーセットをまとめ買いをしていて、こちらとPostCoffeeのコーヒーの併用をしています。
ちょっといいコーヒーが飲みたいときはPostCoffeeのものをいただくとよさそうだなと思っています。
サイトが少しわかりにくい&重い
読み込み中があるせいか、一瞬違う内容が見えたり、あとからページ内容が表示されます。
時間帯によっては表示が重いこともありました。
ここはシステム部門の方に改善していただきたいところですね。期待しています。
まとめ
PostCoffeeの初回レビュー、使ってみてわかったメリットとデメリットを紹介しました。
継続レビューはこちらから確認できます→【PostCoffee】コーヒーのサブスクでおいしいおうちカフェを楽しもう【継続2ヶ月目】
自分に合う味わいのコーヒーを自分で選んでいるけれど、近場で手に入らないものや自分では選ばないかもしれないコーヒーをお試しで飲んでみたい。
いつものコーヒーと少し違うものを自宅で味わってみたい。テレワークのお供にしたい。