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インターネット回線のリスク回避、万全ですか?-ネット環境はテレワークの命綱です-

2022/7/12 10:30(更新日 2023/4/5 12:25)

突然ですが、テレワークで絶対使うものはなんでしょうか。

パソコン?スマートフォン?チャットツール?色々ありますね。

パソコンはもちろんですが、「インターネット回線」がないと、テレワークは絶対にできません。固定回線、モバイルWi-Fi、テザリング…どれかは使っているはずです。

一つはあるからテレワークができている、さすがです。

ただ、これらのインターネット回線が何らかの理由で止まってしまったときの対策は取ってありますか?

テレワークを行う可能性がある人は、インターネットの回線を複数持っておくのが得策です。

象徴的となったauの回線障害

通信障害のイメージ

2022年7月2日、1:35頃から、auの回線がつながらなくなる障害が起こりました。

auなどの通信障害【まとめ】“全面的な復旧判断は5日夕方に”

回線が故障しても何かしらの通信手段があれば問題なかったと思われますが、そうでなかった方々は非常に困ったのではないでしょうか。

回線業者は一つにまとめると安くなることもあるため、もしかしたら家庭でau光を使用し、スマートフォン端末もauで繋がらなくなってしまったかもしれません。

次にこういった事態が起こったときに困らないためにも、今一度ご自宅の回線環境を考え直してみてください。

ネットワークの障害は「けっこう起こる」と思っておく

auの回線障害は大規模かつ長期間続いたので非常に問題視されましたが、昨今の情勢をみると、どこの回線業者であっても問題は起こります。

2023年4月3日はNTTでも障害がありました。

NTT東と西の通信障害 海外メーカー製の通信装置で同時に障害

障害そのものは仕方のないことですが、これで仕事ができなくなるのは困りますね。

ネットワークの障害も自然災害に備えるつもりで対策しておきましょう。

基本は固定回線+モバイル回線

ルーターのイメージ

自宅に固定回線を置いて、普段はそちらを使用してインターネットを利用します。自宅内Wi-Fiも利用できますね。モバイル回線はスマートフォンやモバイルWi-Fiなどです。

もし固定回線に障害が起きて使用できない場合、モバイル回線を使用します。スマートフォンはテザリング機能がついているものを選んでおきます。

こうすると自宅の固定回線が落ちたとき、緊急時はテザリングを使用することで回避できます。速度は落ちるかと思われますが、不通になるよりはよっぽどマシです。

回線会社はたくさんあるし、モバイル回線もたくさんありますので、ご自身にとって都合がいいものを選んでください。

会社、回線は必ず別にする

全ての組み合わせにおいて、使用する回線は別会社を用意することをお勧めします。

組み合わせるときは必ず提供会社と提供回線を確認します。たとえば固定回線がauひかりで、スマートフォンもauやauの提供する回線を使っている格安SIMの場合、auで障害が起きたら全滅してしまう可能性があります。

なので、例えば固定回線がauであるなら、スマートフォンはau以外のものを選びましょう。

最近障害があったのでauを例にしていますが、docomoでもsoftbankでも同じことです。NTT系列を固定回線で使っているなら、別回線はNTT以外のものを選択するとリスクを回避できる可能性が高まります。

家族割を使うとお得で節約になるのですが、障害のときに全滅してしまう危険性がつきまといます。一つは別の回線のものを用意しておくと安心です。

著者の場合(参考)

著者は固定回線がSoftbank光、自分の端末がLIBMO (ドコモ回線)、自宅用スマートフォンがLINEMO(Softbank回線)となっています。家族割は使っていません。

LINEMOを契約するときにpovo(au)にするかどうか検討していたので、povoにしていたら家庭内で3大キャリア使用になっていましたね。

LIBMO端末とLINEMO端末でテザリングが使用できますので、もし自宅の固定回線に障害が起きたときはこちらを使うと決めています。外出中の喫茶店等でインターネットをするときにも使用しています。

近くの公衆電話の場所も確認

昨今、固定電話をご自宅に敷いているご家庭は減ったかと思います。我が家もコストと宅内物理回線の破損(経年劣化によるらしい)により敷いていません。

万一電話も使えなくなったときのことを考えて、緊急で使えそうな場所を探しておくといいですね。公衆電話が近くにあるか、どこにあるのかを確認しておきましょう。

どうしても連絡したいときは固定回線を敷いている近所のお宅やお店の電話を借りて電話をするのも一案です。以前は10円払って電話をお借りすることもありました(ただし10円の受け取りをされるかどうかは相手次第です)。

LIBMOはTOKAIコミュニケーションズが提供する格安SIM

LIBMO はドコモ回線を使っています。

音声通話付のSIMの場合、データ容量3GBで月額980円です。

テレワークで家庭内Wi-Fiを主に使用していると、ほとんど容量を使わないこともあります。

3GBの980円契約にしておいて、容量がなくなってしまったときはデータ容量追加をするのが、コスパ良く使えておすすめ。

ちなみにデータ容量の追加は1GBあたり300円です。マイページから手続き出来ます。

毎月6GB以上使っているようであれば、初めから20GBで月額1991円のプランにしておくとコスパ良しですね。

契約の際に、LIBMO は何かとキャンペーンをやっていることが多いので、申し込みするタイミングで適用できるものがないか探してみると良いでしょう。

申し込みは基本はWebからになりますが、店舗申し込みもできます。

ただし直営店舗は静岡県内に限定されます(運営しているTOKAIコミュニケーションズが静岡県の会社だから?)。

2022年12月からはドコモショップからも申し込み可能になりました。

まとめ

インターネット回線のリスク回避について書きました。

テレワークを行う可能性がある人は、インターネットの回線を複数持っておくのが得策です。

ネットワーク障害も自然災害に備えるつもりで対策しておくといざというときに慌てずに済みます。

お持ちのインターネットに繋ぐことができる回線が一つの会社の回線任せになっていないか、この機会に確認してみましょう。

この記事を書いた人

制作者

婦人

家で仕事をする、テレワーク暦3年以上のフリーランスです。
プライベートもテレワークも、おうちで快適に過ごす情報を発信します。

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