カフェでテレワーク、そんないかにも自由人な仕事の仕方に憧れますか?
実際にやってみるとわかりますが、それほどいいものではありません。
その理由を書いていきます。
※ここではよそでいわれている「回線がない」「ソーシャルエンジニアリング」や「(カフェで提供されている回線を使うことによる)回線傍聴の可能性が高い」ので「セキュリティとして良くない」、などには触れません。
カフェはリラックスするところ
お近くのカフェは、仕事をするところなのでしょうか。違いますよね。
カフェは一人、または友達ときておしゃれな飲み物、食べ物を楽しんだり、雑談するところです。コーヒーを片手に読書をするのにも向いていますし、カフェ内にある雑誌や新聞を読むのも一つの楽しみ方ですね。
はかどらない理由
カフェで仕事がはかどらない理由は3つあります。
雑談が気になる
カフェは仕事をする場所ではありません。
プライベートの時間を過ごすために友だちと来て雑談する集団がいて当たり前です。雑談の声がうるさいから黙れ、ではありません。あなたの方が黙れです。
カフェは図書館のように静かに過ごすところではありません。
※あまりに大きい声で会話をするのは一般利用者であっても迷惑なので、やめましょう。
長居はできない
コーヒーを1杯頼んで数時間に渡って滞在する―不可能ではないかもしれませんが、混雑するカフェではいい顔はされないでしょう。
店によって滞在時間のルールは異なりますが、せいぜい1、2時間程度ではないでしょうか。9時から18時までカフェにいることはまずできません。
できる仕事が限られる
カフェで仕事をする場合、あらゆる資料を持ち込まなければなりません。荷物が多く、重たくなります。
普段家でテレワークをする場合は作業近くにあるかもしれませんが、出先ではそれらをすべて持ち出さなければなりません。カフェに忘れ物をしないように注意も必要です。
また、カフェで電話をすることはマナー違反です。電話が来るたびに席を外さなければなりません。当然、パソコンその他の機器も一緒に持ち出さなければなりません(そのまま席に放置すると盗難リスクがあります)。
そもそも、会社の端末は自宅外に持ち出しを禁じている場合も多いため、家の外に持ち出ししたら会社のルールに違反している、なんてことにもなりませんか?
仕事をするのはコワーキングスペース
それでは自宅以外で仕事ができる、カフェ「のような場所」はどこかにあるのでしょうか。
「コワーキングスペース」です。自分のパソコンを持ち込んで、何らかの仕事をすることを前提にした場所です。給仕サービスはありませんが、ドリンクバーがついていることが多いです。
こちらは仕事をする前提なので内装は最低限、店内音楽も非常に控えめか、ない場合もあります。
会話をする場合は別途会議室などで行うのが一般的ですので、カフェのような雑談はあまり聞こえてきません。
素直に家で仕事をしよう
テレワークをするなら、カフェで仕事をしたらおしゃれではかどっていいのではないか?と思う日もあるかもしれません。
ですが実際は制約も多く、言うほどはかどることはありません。
カフェで仕事をしたいと思ったときは、カフェのドリンクをテイクアウトして家に持ち帰り、カフェでかかっていそうな音楽を流しながら、家で仕事をしましょう。
余程凝ったドリンクでない限り、おうちでカフェのようなドリンクを用意することもできますよ。
こちらで紹介していますので、試してみてください↓