時間と場所からある程度解放されるテレワーク。
これまで学校や職場に通っていた方は、家でずっと仕事をするなんてどうなるんだろう?と思いますよね。
テレワークは女性にとってメリットが多く、それが可能な職種であれば嬉しい働き方だと思います。
よく育児、介護がしやすくなると言われますが、それだけではありません。
ここでは女性だからこそのメリットを、著者の経験を交えながら紹介します。
※頭やお腹が痛くて起き上がれないレベルのときは、素直に横になって休んでくださいね!
目次
おうちにいるから、いつも自分に優しくできる
家にいると、ほとんどのことが自分のペースでできると思いませんか。
外ではやり辛い楽な姿勢を取れる。飲み物はいつでも取りに行ける。好きな格好をしても問題ないし、好きな音楽を流していても何か言われるわけでもない。
自分のペースで自分に優しく仕事ができます。
ただし、自分に優しくするからといって、際限なくだらけていいわけではありません。
仕事は仕事としてきっちり成果を出しましょう。
その上で自分に優しくできるのがテレワークのメリットです。
生理関連の悩みが激減する-最大のメリット
生理関連の悩みが激減する可能性がある、これが女性がテレワークをすると受けられる最大のメリットだと思っています。
むしろこれ以外にないのでは?と思うくらいです。
生理期間中はもちろん、PMSの対策にもなります。
著者はテレワークをする前と後では生理関連の悩みが明らかに減りました。
出社しているときは身体と心の小さなストレスの積み重ねがあったのだと思います。
この積み重ねがなくなることで生理関連の悩みから解放されたのだと思います。軽視できません。
PMS対策になる
テレワークであれば自分にも周りにも優しい結果になる可能性が高くなります。
生理前の不調で、他人のちょっとした言動にイライラして怒りっぽくなってしまうことはありませんか。
「他人のちょっとした言動」に「イライラして怒りっぽくなる」のであれば、この状況から逃れてしまえば「イライラして怒りっぽくなる」ことは減らせます。
我慢できなくて、相手にそのイライラをぶつけてしまう心配もなくなりますね。
生理用品の取り換えが楽になる
生理中はただでさえ憂鬱な期間ですね。その一つが定期的な生理用品の交換です。
交換に行くタイミングがなかなかない問題はもちろん、人によってはナプキン包装を破る音ひとつまで気にしています。
自宅にいればタイミングは自然とありますし、ナプキンの包装を破る音を気にする人はあまりいないですよね。
気にしたとしても外にいるときほどではないはず。一つ心配事が減ります。
また手持ちの生理用品を忘れて足りなくなってしまう心配も減らせます。
万一服を汚してしまう事態が発生しても、自宅なのでさっと対応できますし、ムレやかぶれといった対策も自宅の方がやりやすいですね。薬も使いやすいですね。
このように、生理中でも外にいるよりは気楽に過ごせるのは、テレワークの非常に大きなメリットです。
著者はピルを服用していますが、それでもいわゆる「多い日」はナプキンを2~3時間置きに変える必要があります。自宅にいればそんなに深く考えないでいつでも交換へ行けます。
あまり動かなくて済む
生理痛で「横になるほどではないけれど、立って移動したくない」と思うことは多いと思います。
誰だってなんとなくお腹が痛いとき、あまり移動せずにじっとしていたいと思いますよね。
テレワークであれば移動の代表格である通勤はもちろんありませんし、社内で会議のために移動する、などもありません。
移動距離が最短、最小限で済みます。
自宅であれば仕事場とトイレの距離もオフィスよりは近くなるので助かりますね。
著者は生理中は通勤するだけで疲れてしまい、とにかく早く家に帰りたい一心になります。寝込むほどの症状でなければ、通勤なしなら家で仕事できるのに…とよく思っていました。
外的ストレスの調整-快適な温度、湿度に
よくあるのが夏場は「冷房が効きすぎて寒い」、冬場は「顔ばかり暑くて足が寒い」。
自宅にいれば他の人に遠慮する必要もないので、自分の好きな温度に設定できます。
特に生理中は何かと「冷やすな」と言われます。そういわれても、出先では冷えないようにするのが難しいことも多いもの。
自宅であれば、自分にとってちょうどいい温度、湿度を調整できます。外ではちょっと難しくても、自分が楽な服装にすることだってできます。
著者も女性によくある冷え性で、冷房が強いと寒く感じて夏なのに冬並みの防寒具が必要になりますし、暖房は足元ばかりが冷えて顔が赤くほてるタイプです。
自宅にいれば夏場は冷房はひかえめにできますし、冬場は暖房とオフィスでするには難しい防寒(ブーツスリッパやダメ着を着用するなど)をすることで顔のほてりを抑えることができます。
自分に優しい環境で仕事ができますね。
他人由来のストレスを軽減できる
生理痛はストレスが原因で起こるとも言われています。
普段からストレスを少しでも減らすことができれば、生理痛も少し良くなるかもしれません。
ストレスは自分でどうにかできるものもあれば、できないものもあります。その代表格が他人由来のストレスです。
例えば隣の席にいる人の咳の音、鼻をすする音が気になる、などのストレスを感じることはありませんか。
この類のものは自分でどうにかできるタイプではなく、気にしないようにイヤホンをするか、ひたすら耐え忍ぶことになるのではないでしょうか。
テレワークをすることでストレス源から離れることができます(相手の方も症状があってお辛いとは思いますが、連日続いて改善されなかったり、あまりに音が大きいと気になってしまいます)。
テレワークがすべて解決できるわけではありませんが、出社するからこそあるストレスは自宅にいることでゼロにすることができます。
著者も隣の席の人がずっと鼻をすすっていてその音が不快と感じることがありました。
席替えをお願いしたのですがそれも叶わず、勤務時間中はずっと音楽を聴いて耐えていたことがあります。それでもイライラしますね。
こういった自分ではどうにかするのが難しい、小さいストレスをなくすことが生理痛軽減にも繋がっていると感じています。
まとめ
女性ならではのテレワークのメリットを紹介しました。
生理関連のトラブルは日々のストレスや冷えなどからくる、とよく言われますが、そんな自分に都合がいい環境をいつも用意できないし、やっぱり何かと不調にはなるしどうしろと、と思ったことがある女性は私だけではないはず。
もしテレワークが可能な職種であれば、生理期間前後の辛いときだけでもテレワークができると良いですね。
自分に優しくできることで、仕事の成果もあがるかもしれませんよ。
企業の皆様へ、テレワーク可能な職種なのであれば、テレワークを選択できるようにしていただけると幸いです。
不調期間で出社は難しいけれどテレワークなら休まずにできそう、という方もいらっしゃるかもしれません。