梅雨が明け、本格的な夏が到来しました。毎日の天気予報の最高気温が30℃を超えるか超えないか、30℃を超えるならば35℃を超えないか、つい見てしまいますね。
そんな厳しい夏の日々、気になるのは電気代ではないでしょうか。
湿度は60%以上、気温は25℃を余裕で超える日々。エアコンを全く使わない方が難しいですね。命の維持のために、是非ともエアコンを使ってください。
暑いのを我慢していては、仕事の効率も下がってしまいます。
ここでは無理をせずに節電し、結果的に節約する方法をご紹介します。
上から順番にやっていくと、節電&節約ができますよ。
窓の外側によしずをかける
窓から入る陽の光は部屋の中が暑くなる要因になります。
外から入る光を遮ることで、部屋の中そのものが暑くなるのを防いでくれます。
室内の温度が低ければ低いほど、部屋を冷やすための電気代は少なくなります。
上の画像を見てもわかる通り、窓の外のよしずが日差しを遮って影になっているのがわかります。この影があると、部屋が暑くなるのを防いでくれます。
炎天下の場合、更によしずをかけた内側に水を撒いて置くことで少しだけ涼しくなります。劇的に変化するわけではないので、過剰な期待は禁物です。
部屋の外に向かって扇風機をかける
「部屋の外の方が涼しいかも」といったときにやると効果的です。
部屋の外に向かって扇風機をかけ、部屋の熱風を外に追い出します。エアコンをつける前にやります。朝か夜の涼しい時間帯にやると効果的です。
ただし、既に暑い時間帯はほぼ効果がないので、5分程度の換気がおすすめです。
エアコンをつける
部屋の中を少しクールダウンできたら、エアコンをつけます。
湿度があっても室温がそこまで高くないときは冷房が動かないことがあります。
そんなときは「自動」モードがある機種は自動モードを使って機械にお任せしてしまうと快適になりやすいです。設定温度を上下させ、快適と感じる温度に設定しておきましょう(既定の温度がリモコンに表示されない場合もあります)。
初めは温度を低めにしておいて、涼しくなったら温度を上げると快適温度を探しやすいと思います。28℃設定にこだわらず、ちょうど良いと感じる温度を探しましょう。
もし扇風機やサーキュレーターなどがあれば、一緒に回しておくとエアコンだけよりも省エネで効率的に、部屋を快適な状態にできます。
上半身に風を当てる
先ほど部屋の外に向かってつけていた扇風機を、自分の上半身、特に首辺りに風をあてます。よく首の周りを冷やすと全身が冷えると言いますね。汗を拭きながらしばらくあててみてください。
汗が出なくなって、ちょっと寒くなってきたら止めてください。
首辺りに風を当てるのに丁度いいのが「卓上扇風機」です。
作業する机の上に置いて回すと、ちょうど自分の上半身に風が当たるので、効率よく体を冷やすことができますよ。
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早く体が冷えて部屋も涼しくなれば、エアコンを過剰に使うこともなくなって、節電になりますね。
ただし、扇風機の風を足の辺りにあててしまうと上半身は火照っていて暑いのに足だけ寒い、冷え性のような症状が出てしまうことがありますので、気をつけてください。
外出するときでも帰ってくるならエアコンは消さない
ちょっと外出するときに、エアコンを切っている人はいませんか。
帰ってきたら確実にエアコンをつける、外出時間が丸一日でないのであれば、エアコンの設定温度を高くして点けっぱなしにする方が節約になる可能性があります。
エアコンはつけるときに電力を消費します。暑くなった部屋を涼しくするときにもエネルギーを消費します。
外出するときはエアコンの設定温度を29℃にして点けっぱなしにしていても、外よりはずっと涼しい状態を維持できます。帰ってきたら温度を下げて快適な空間にしてくださいね。
まとめ
夏の暑い部屋を無理せずに節電、節約しながら快適にする方法について書きました。
エアコンをつけなければ電気を使うことがないので節電と節約にはなりますが、命の維持のためにも是非上手にエアコンを使ってください。