寒くなり、空気がとても乾燥する季節になりました。
湿度が低いと風邪を引きやすくなったり、肌の乾燥が気になる、また静電気が発生しやすくなって不快に感じることも多くなってしまいます。
とはいえ加湿器は導入するとカビとの戦いにもなり、なかなか面倒なものです。
そんな方におすすめ、しっかり加湿してお手入れも簡単な「象印のスチーム式加湿器」をご紹介します。
リンク
目次
象印の加湿器のメリット3点
象印の加湿器は「スチーム式」です。スチーム式ならではのメリットは
- お手入れ簡単
- 加湿能力抜群&暖かい
- 安心の設計
の3点です。
お手入れ簡単!沸騰した水を使うのでカビ知らず
象印の加湿器は内部でお湯を沸かし、蒸気を上から放出します。一見すると電気ポットのようです。
超音波式と一番異なる点がこの「水を沸騰させること」です。常時煮沸しているのでカビが発生しにくい状態になっています。
また、フィルターがついていないのでフィルター洗浄の手間もありません。
電気ポット形状なので間口が広く、中を拭きやすくなっています。
そのため、普通に使っていてカビが生えることはまずありません。
水道水のカルキがつきますが、これはたまにクエン酸洗浄をすれば解決します。それも水とクエン酸を入れて放置するだけ。簡単です。
「しっかり」で加湿すると2時間ほどで湿度約70%!
8畳程度の洋間で「しっかり」モードで加湿すると、2時間ほどで湿度が70%にもなることがあります。途中で「ひかえめ」運転に切り替えるくらい、十分な加湿能力です。
象印加湿器の加湿能力は、説明書によると加湿能力が高いタイプで和室8畳、洋間13畳程度が目安です。
暖かい蒸気が出ているためか、室温も2℃ほど上がる事があります。
超音波式はおしゃれなものも多く安価なのですが、加熱していないので出てくる水は冷たいまま。室温が上がることはありません。
安全設計-蒸気は約65℃、水漏れ事故も防ぐ-
蒸気が出るのだから、やけどに気をつけなければならない?子どもがいると使い辛い?と思うかもしれませんが、その辺りの安全設計はしっかりされています。
まず蒸気は約65℃のものが出ます。そのため、うっかり触って即やけどになることはありません。
さらに加湿用の水を入れるふたの開閉ロックはもちろん、うっかり倒してしまったときにお湯が全部流れ出ないような設計になっています。本体重量もそれなりにあるので、それほど倒すこともないと思うのですが、こういう万一の安心設計は非常に嬉しいところです。
電源コードもマグネット式で、付け外しが簡単。手軽に外せるので水を入れるときにコードが邪魔にならないし、電源部分を水で濡らさないように最新の注意を払わなくて良くなります。
実は同社の電気ポットも同じ設計になっています。
さすが日本製、そういう細かいところがよくわかってますね!と嬉しくなります。
象印の加湿器のデメリット2点
これらのメリットに対し、デメリットは「電気代」と「加湿開始までに時間がかかる」2点です。
電気代が超音波式よりは高くなる
スチーム式は水を常時沸騰させているので、超音波式と比べるとどうしても電気代がかかります。超音波式が20W前後なのに対し、スチーム式は410Wと、値だけ見ると20倍です。
ですが、スチーム式ならではのお手入れの楽さ、暖かさがあります。電気代と手間のどちらを取るか、になります。
加湿開始までに時間がかかる
超音波式であれば電源を入れた瞬間に蒸気が出てきて加湿が開始されますが、スチーム式は水を沸騰させるまでは蒸気が出てこないので、加湿開始までに時間がかかります。
少しでも早く加湿を始めたいときは、コンロやケトルで沸かしたお湯を入れて使うのがおすすめです。
少し肌寒い程度なら暖房要らず!
室温10℃以上限定になりますが、象印の加湿器を使って部屋の湿度をあげることで暖を取ることができます。暖房を入れない分、電気代の節約が期待できます。
まず、服を着こんで暖を取ります。着る毛布やダメ着4Gの着用がおすすめです。
それから加湿器の中に水を入れてセットします。湿度が低ければ「しっかり」で使用するのがおすすめです。
陽が入る日であれば、室内に陽を入れると尚良いです。
湿度が残ったままになると家屋に良くないので、たまに換気をして空気を入れ替えましょう。
同じ温度でも湿度が高いと暖かく感じる
同じ温度でも湿度が高いと暖かく感じます。象印の加湿器を使った暖の取り方はこの性質を利用しています。しっかり加湿することで同じ温度でも暖を取ることができます。
超音波式でも単純に湿度をあげることはできますが、冷たい水が出てくるのでどうしてもひんやりしてしまいます。蒸気が暖かければ冷たく感じることはありません。
お風呂の湯気は暖かいですよね。それと同じです。
加湿器のみ、暖房なしは部屋の気温が10℃以上のときだけ
室温が10℃以下のとき、日差しがない曇天の日は服を着こむ+加湿器では暖を取れません。さすがに底冷えを感じると思います。
それでも象印の加湿器と併用すれば暖房の温度を下げて使えるので、少しだけ節約が期待できます。
まとめ
象印のスチーム式加湿器のメリットとデメリット、暖房要らずの使い方を書きました。
加湿能力は申し分がない他、加湿器の手入れに時間をかけたくない、カビから解放されたい方にもおすすめです。
また、室温が10℃以上のときは象印の加湿器で湿度をあげることで、暖房費の節約になるかもしれません。
これから加湿器を選ぶ方は、象印のスチーム式加湿器をひとつの候補にしてくださいね。
ご購入はこちらから↓
リンク